□ 前回のユニフォームの導入目的を知らない着用者が増えた
□ ユニフォームを着崩すスタッフが増えている
□ ユニフォームの着用率が低い
□ 最近企業の方針に変化があった
□ 最近、顧客層・ターゲット層に変化があった
□ 最近、スタッフの平均年齢が上がった(または下がった)
□ 最近、スタッフの男女比率が著しく変化した
□ 着用者からユニフォームに対する不満の声あある
□ 色褪せや汚れ、型崩れが目立つ
□ ファスナーやポケットのほつれなどが目立つ
□ 「カッコ悪い」という声が着用者から聞かれる
耐久性と快適性を同時にかなえなければならないユニフォームで、よく使われる素材が綿とポリエステルの混紡素材です。どちらを多く混紡するかによって生地の特性も変化します。今のユニフォームの素材が、作業内容にあっているかどうかをチェックしてみましょう。
丁寧な縫製で仕上げられたユニフォームは、耐久性にも優れています。見落としがちなこんな部分で確認してみましょう。
ユニフォームのモデルチェンジを成功させるためには、社内外からの情報収集が欠かせません。ユニフォーム委員会が中心になって、今のユニフォームの問題点や着用者のニーズなどの社内情報を集めると同時に、社外からの情報収集も進めましょう。
社外の情報源として頼りになるのが、ユニフォーム納入業者の営業スタッフです。デザインや色、素材など、ユニフォーム関連の専門知識があるのはもちろん、仕事柄さまざまな企業の現場を見る機会が多く、他社の動向などタイムリーな話題のストックも多いからです。
ただし、カタログをドサっとおいて帰るだけだったり、商品の説明を求めても価格の話しかしないような人物には要注意。情報源として魅力がないだけでなく、一緒にユニフォームを作るパートナーとしてふさわしくありません。
ユニフォーム納入業者とは、商品を購入した後も、追加発注やメンテナンスなどで長くつきあうことになります。よりよいユニフォームづくりのために、せひ有益な情報を運んでくれる業者&営業スタッフとのパートナーシップを築きましょう。
耐久性と快適性を同時にかなえなければならないユニフォームで、よく使われる素材が綿とポリエステルの混紡素材です。どちらを多く混紡するかによって生地の特性も変化します。今のユニフォームの素材が、作業内容にあっているかどうかをチェックしてみましょう。
丁寧な縫製で仕上げられたユニフォームは、耐久性にも優れています。見落としがちなこんな部分で確認してみましょう。
ユニフォームのモデルチェンジは企業の戦略の一部です。導入前に目的をきちんと設定し、導入後も評価できる体制を整えましょう。 長く使い続けるものなので、完成したときをゴールと考えず、長期的視野で進化させていく視点が大切です。
まず、何のためにユニフォームを変えるのかをはっきりさせましょう。モデルチェンジを事業計画の一つと捉え、経営幹部が中心となって企業戦略に沿った目的を設定しましょう。
目的に応じて、予算とスケジュールを決定します。過去のユニフォームの実績にとらわれず、新しい目標や期待される効果の大きさに応じて、戦略的に決定しましょう。
モデルチェンジを進めるプロジェクトチーム「ユニフォーム委員会」を結成します。意思決定を担う「企業代表」、予算を管理する「管理者代表」、実際に着用する「着用者代表」の三者をバランスよく含むメンバーを集めましょう。
社内向けのアンケートを実施するなどして、現在のユニフォームの問題点を把握しましょう。他社のユニフォーム事情を調べたり、展示会に参加してトレンドをチェックするなど、社外から情報を集めることも大切です。
新しいユニフォームのコンセプトを決定します。色やデザインのイメージ、必要な機能、解決すべき問題点も洗い出して、シートにまとめておきましょう。この時点で予算やスケジュールに無理があれば見直しを行います。
コンセプトをまとめた資料をもとに、デザイナーやユニフォーム会社にオリエンテーションを行います。企画の可能性を狭めないためにも、デザインの細部にこだわらす「達成したい目的」「発信したいイメージ」「職務に必要な機能」を中心に説明するのがポイントです。
企画・デザイン案が出そろったら、ユニフォームのコンセプトに照らして評価・検討を行い、基本デザインを決定します。さらに必要なオプションなども追加し、サンプルを発注します。
サンプルが完成したら、デザインだけでなく着用感や機能性をきちんとチェックしましょう。できれば実際にスタッフが着用して職務にあたってみるとよいでしょう。洗濯やアイロンなどのお手入れも試してみましょう。
サンプルで問題点があれば微調整し、最終的な仕様を決定します。着用スタッフの採寸を行い、必要枚数を発注します。配布までの期間を利用して「ユニフォーム講習会」などを開いて着用ルールを徹底させておくとよいでしょう。
完成品が納品されたら、いよいよ配布です。ユニフォームの目的や着用ルールをまとめたチラシや冊子も一緒に配布して、社内の意識統一を図りましょう。
着用1か月を目途に、機能性などに問題がないかをチェックする反省会を開いてみましょう。すぐに改善できなくても、次のモデルチェンジを成功させるための貴重な情報になります。
ユニフォーム委員会が解散した後も、ユニフォームの担当窓口は明確にしておきましょう。必要に応じて、防寒着などの追加アイテムや、消耗品の追加発注などを随時行います。