生産課 課長

以前は大阪にて別の業界で働いていたが、20代半ばを過ぎ地元播磨地区での転職を希望。
もともと学生時代は心理学をベースにファッションやカラーコーディネートを学んでいて、衣類には興味があったので、繊維業界に飛び込むべく平成24年に入社。

生産課の仕事について

生産課には大きく分けて3つの仕事があります。1つ目は営業の仕事です。弊社は国内でも有数の重衣料の縫製工場を所有している為、我々が縫製できる案件を探してきます。営業エリアは西日本が中心です。主な顧客は商社やメーカー、同業他社などで、官公庁の入札にも情報を張り参加しています。
2つ目は生産管理の仕事です。自社にある3工場であふれてしまった案件や、自社内の生産能力を有さない他部署の別注案件も我々が引き受けます。重衣料のジャケット・パンツはもちろん帽子、シャツ、スカート、ワーキングなど何でも生産できます。
型紙や仕様書、生地や資材を準備し、納期やコストに応じて国内外の協力工場に生産の依頼をします。協力工場は日本各地にあるため遠方への出張もあります。
3つ目は出荷業務・倉庫の仕事です。こうして工場から出来上がった商品や、協力工場から入荷した商品を検品・仕分けして出荷準備をします。物量が多い場合は外部倉庫に仕分け依頼をしたり、価格交渉をしたり、運送会社に配車手続きをしたりと、業務は多岐にわたります。
このような事から生産課は、1つの会社を凝縮したような役割をこなすポジションだと思っています。

創業100年。そしてこれからの展望について

過去に遡った10年前から今と、今からの未来の10年は、時間の流れるスピードが全然違うと思います。AIやIoTをはじめ、革命的な技術変化が世間では取沙汰されています。海外では縫製工場も例外ではなく、AIやIoTを駆使したミシンや生産管理がなされている工場も出現しています。弊社は令和元年、おかげさまで100年を迎えさせていただいて、「実績」という面では自信を持ってお客様にプレゼンできますが、同時にその実績に依存してしまっているようでは、今からの時代についていけないと思います。ですから常にそういった技術革新の動向には目を向けつつ、弊社のもとよりの優位性である国内縫製の品質、納期の徹底、大小関わらないロットの縫製、また縫製工場でありながら機動力の高い顧客へのサポートを全面に打ち出していければと思います。

求める人材

既存の仕組みや今やっていることの本質を考え、自分で咀嚼して、疑問に思ったことを改善する行動が出来る人。言われたことを何の疑いもなくやるというのは、ひと昔前ならば、右に倣えが出来る喜ばしい人材だと思いますが、今の時代は違うと思います。言われたことをどうして?と思える人、既存の枠を超えて挑戦したいと思える人と一緒に働きたいと思います。ぜひ私たちで次世代のビジネスモデルを創りだしていきましょう。